眼下に見下ろす荒川から2千900個もの重い石を運んで、小高い丘に環状列石=ストーンサークルを作ったのはなぜでしょう。
小牧野遺跡は、縄文人にとって特別な場所であったと考えられています。
約4千年前に縄文人がその手で運び、作った環状列石。現代の私たちがその一部を手で触ることが出来るというのは、とても貴重な体験です。
他にあまり類を見ない小牧野式と呼ばれるタテ・ヨコの規則的な配石の美しさは、その土木技術のすばらしさとともに、縄文人の感性の豊かさを感じずにはいられません。
また、小牧野遺跡は、青森市の街並みや陸奥湾、八甲田連峰を見渡せるすばらしい場所にあります。周辺の自然も魅力のひとつとして楽しんでいただけることでしょう。
『縄文の学び舎・小牧野館』『小牧野の森・どんぐりの家』
どちらも親切なスタッフが笑顔でお迎えします。縄文時代や遺跡を学び、親しむお手伝いをさせていただきます。
〝来れば、きっとあなたも遺跡を好きになる♪ もっと縄文時代を好きになる♪ 〟
みなさんのご来場、ご来館をお待ちしています。
(縄文の学び舎・小牧野館館長 竹中富之)