今月1日、環状列石のロープ内に無断で入り、中央の石から走って斜面を登るなどの行為をした方がいらっしゃいました。
私達は、遺跡を保存し現状のまま後世へ残すため、日々様々な維持管理を行っておりますが、今回のような傍若無人で悲しい出来事が起きたことに、スタッフ一同落胆しております。
ロープ内に侵入した場合、土面に足跡がついたり、斜面を駆け登ると土や石組みが崩れたりする可能性もあり、遺跡の破壊につながることになってしまいますので、やむを得ず「ロープ内立ち入り禁止」の注意喚起の札をロープに下げさせて頂きました。
24時間カメラでの監視もしております。
世界遺産登録決定は、関係者、遺跡管理者だけではなく、来ていただけるお客様方のご理解とご協力があってのものだと思いますので、遺跡へのご理解ご協力の程、よろしくお願い致します。